40年分の設計図面を、設計者が自力で引ける状態にする
製造業 A社(従業員1,000名規模)
−64%
図面検索にかかる工数
課題
設計変更のたびに、過去の類似図面を探す必要がある。だが図面の命名規則は年代ごとに違い、注記には手書きのスキャンも混じっていた。結果として、ベテラン設計者への口頭照会が事実上の検索手段になっていた。
アプローチ
図面を対象にマルチモーダル検索基盤を構築した。図番と部品名の表記ゆれを正規化する辞書は、設計部門と共同で整備。注記のOCR結果と図面メタデータを組み合わせたハイブリッド検索を実装した。検索結果には必ず元図面へのリンクを添え、AIの出力を根拠なしに信じさせない形にしている。
成果
類似図面の特定にかかる工数が平均64%減。ベテラン設計者への照会は月210件から58件まで下がり、検索が特定の人に依存する状態はなくなった。